一般成人の推奨摂取量は1日あたり90〜120μg(MK-7形態)です。骨粗しょう症予防や心血管保護を目的とする場合、180〜200μgの摂取が効果的です。ビタミンK2はビタミンDとカルシウムと併用することで相乗効果が得られます。特に閉経後の女性や高齢者は、カルシウム1000〜1200mg + ビタミンD 800〜2000IU + ビタミンK2 180μgの組み合わせが推奨されます。ビタミンK2には主にMK-4(メナキノン-4)とMK-7(メナキノン-7)の2つの形態があります。MK-7は体内での半減期が長く(約72時間)、少量で効果が持続するため、サプリメントとしてはMK-7が推奨されます。脂溶性ビタミンのため、食事と一緒に摂取すると吸収率が向上します。特に脂肪分を含む食事(朝食や昼食)との同時摂取が効果的です。ビタミンK2の効果は蓄積型であり、少なくとも3〜6ヶ月間継続して摂取することで骨密度や血管の健康への効果が最大化されます。
期待される効果
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骨密度の向上と骨粗しょう症予防:ビタミンK2はオステオカルシンを活性化し、カルシウムを骨に定着させることで骨密度を高め、骨折リスクを減少させます。
- 2
血管石灰化の予防:動脈壁へのカルシウム沈着を防ぎ、動脈硬化の進行を抑制します。これにより心血管疾患のリスクが低減します。
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カルシウム代謝の最適化:カルシウムを「必要な場所(骨)に送り、不要な場所(血管)から除去する」ことで、カルシウムの体内分布を最適化します。