サプリメントの添加物とは、製品の品質維持や成形に使用される成分のことです。サプティアでは50種以上の添加物を「回避推奨」「注意」「安全」の3段階で評価し、厚生労働省・JECFA・EFSAの基準を参考に科学的根拠に基づいた安全性情報を提供しています。

添加物チェック

添加物ガイド

サプリメントに含まれる添加物の安全性を科学的根拠に基づいて解説します。

66
添加物を収録
3
回避推奨
11
注意が必要
14
カテゴリ

添加物の安全性について

  • 添加物は製品の品質維持や成形に必要な役割を果たしています
  • 「回避推奨」でも日本では使用が認められており、直ちに危険というわけではありません
  • アレルギーや持病がある場合は、特定の添加物を避ける必要があることがあります
  • 不安な場合は医師や薬剤師にご相談ください

添加物の安全性はどのように分類される?

サプティア独自の基準で添加物を3段階に分類しています。

回避推奨

可能であれば含まない製品を選びましょう

3

二酸化チタン

着色料

別名: 酸化チタン、E171

EUで禁止された着色料。日本では使用可だが回避を推奨

EUでは2022年に食品添加物として禁止
ナノ粒子の安全性懸念

赤色40号

着色料ADI: 7mg/kg

別名: アルラレッドAC、E129、食用赤色40号

タール色素。子供への影響懸念から回避推奨

子供の行動への影響(ADHDとの関連)の研究あり
一部の国で子供向け食品から除外

禁忌情報

小児: 行動への影響の可能性があるため、子供は避けた方が良い

黄色5号

着色料ADI: 7.5mg/kg

別名: タートラジン、E102、食用黄色5号

タール色素。アレルギーと子供への影響懸念

アスピリンアレルギーとの交差反応
子供の行動への影響の研究あり

禁忌情報

アスピリンアレルギー: 交差反応の可能性

注意

過剰摂取や特定条件で注意が必要です

11

キシリトール

甘味料

別名: E967

糖アルコール。適量なら安全だが、過剰摂取で消化器症状

大量摂取で下痢・腹部膨満感
犬には有毒(ペットのいる家庭は保管注意)

禁忌情報

消化器疾患: 過敏性腸症候群などの方は下痢を起こしやすい

スクラロース

甘味料ADI: 15mg/kg

別名: E955

人工甘味料。安全性は確立しているが、一部研究で懸念あり

高温調理で有害物質生成の報告あり
腸内細菌への影響の研究あり

アスパルテーム

甘味料ADI: 40mg/kg

別名: E951、パルスイート

ADI内では安全とされるが、IARC分類とPKU禁忌のため注意カテゴリ

フェニルケトン尿症患者は禁忌
IARCによる「ヒトに対して発がん性がある可能性」分類(2B)

禁忌情報

フェニルケトン尿症: フェニルアラニンを含むため絶対禁忌

アセスルファムK

甘味料ADI: 15mg/kg

別名: アセスルファムカリウム、E950

人工甘味料。公的機関では安全とされるが、一部研究で懸念

長期的な健康影響についての研究が継続中

カラメル色素

着色料

別名: カラメル、E150a、E150b ほか

種類により安全性が異なる。E150a/bは安全、E150c/dは注意

E150c/E150dには4-MEIという発がん性物質が微量含まれる可能性

安息香酸ナトリウム

保存料ADI: 5mg/kg

別名: 安息香酸Na、E211

広く使用されるが、ビタミンCとの併用で懸念あり

ビタミンCと反応してベンゼン生成の可能性

BHT

酸化防止剤ADI: 0.3mg/kg

別名: ジブチルヒドロキシトルエン、E321

合成酸化防止剤。公的ADI内では安全だが、天然代替品あり

一部の動物実験で発がん性の報告
内分泌かく乱の懸念

BHA

酸化防止剤ADI: 0.5mg/kg

別名: ブチルヒドロキシアニソール、E320

IARC分類により注意カテゴリ。天然代替品への切り替え推奨

IARC分類2B(発がん性の可能性)
内分泌かく乱の懸念

ポリソルベート80

乳化剤ADI: 25mg/kg

別名: Tween 80、E433

一部研究で腸内環境への影響が指摘されている

腸内細菌への影響の研究あり
炎症促進の可能性

カラギナン

増粘剤ADI: 75mg/kg

別名: カラギーナン、E407

海藻由来だが、腸への影響を指摘する研究あり

分解カラギナンは発がん性懸念
腸内炎症の研究あり

禁忌情報

消化器疾患: 炎症性腸疾患の方は避けた方が良い

人工香料

香料

別名: 合成香料

合成香料は成分が多様で、個別評価が難しい

具体的な化学物質が不明
一部は安全性データ不十分

安全

長期摂取でも問題ないとされています

52

セルロース

賦形剤

別名: 結晶セルロース、微結晶セルロース、MCC ほか

植物由来の食物繊維。消化されずに排出され、安全性が確立されている

マルトデキストリン

賦形剤

別名: デキストリン、難消化性デキストリン、食物繊維

でんぷん由来の多糖類。一般的に安全だが、GI値が高い

高GI食品のため、糖尿病の方は過剰摂取に注意

禁忌情報

糖尿病: 血糖値に影響する可能性があるため、過剰摂取に注意

炭酸カルシウム

賦形剤

別名: �iteiteite、CaCO3、石灰石 ほか

天然由来のカルシウム源。適量であれば安全

禁忌情報

腎臓病: 腎機能低下時はカルシウム蓄積のリスク

米粉

賦形剤

別名: ライスパウダー、rice powder

天然の米由来。アレルゲンリスクが低く安全

ゼラチン

カプセル素材

別名: 豚ゼラチン、牛ゼラチン、魚ゼラチン ほか

動物性タンパク質由来。長い使用実績があり安全

動物由来のためベジタリアン不可
アレルギーの可能性(稀)

ヒプロメロース

カプセル素材

別名: HPMC、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、植物性カプセル ほか

植物由来セルロースから製造。ベジタリアン対応で安全

プルラン

カプセル素材

別名: プルランカプセル、E1204

天然多糖類由来。酸素バリア性が高く安全

シェラック

コーティング剤

別名: セラック、ラックカイガラムシ、E904

天然樹脂。長い使用実績があり安全

昆虫由来のためビーガン不可

カルナウバロウ

コーティング剤ADI: 7mg/kg

別名: カルナバワックス、E903

ブラジルヤシ由来の天然ワックス。植物性で安全

ミツロウ

コーティング剤

別名: 蜜蝋、ビーズワックス、E901

天然の蜂由来ワックス。安全性確立

蜂製品のためビーガン不可
蜂アレルギーの方は注意

ステアリン酸マグネシウム

滑沢剤

別名: ステアリン酸Mg、E470b

製造工程で広く使用される滑沢剤。通常の使用量では安全性に問題なし

極端な高用量で吸収阻害の可能性(通常使用量では問題なし)

ステアリン酸

滑沢剤

別名: オクタデカン酸、E570

天然脂肪酸。体内でも生成される物質で安全

二酸化ケイ素

滑沢剤

別名: シリカ、微粒二酸化ケイ素、E551

天然鉱物由来。消化管で吸収されず排出される

ステビア

甘味料ADI: 4mg/kg

別名: ステビオサイド、レバウディオサイドA、E960

植物由来の天然甘味料。砂糖の代替として安全

エリスリトール

甘味料

別名: E968

糖アルコールの中で最も消化器への影響が少ない

大量摂取で消化器症状の可能性(他の糖アルコールより少ない)

β-カロテン

着色料

別名: ベータカロテン、カロチン、E160a

天然色素でビタミンA前駆体。着色料としての使用量は安全

喫煙者への高用量サプリ摂取は肺がんリスク増加の報告あり

禁忌情報

喫煙者: 高用量サプリメントでの摂取は避ける

リボフラビン

着色料

別名: ビタミンB2、E101

ビタミンB2そのもの。栄養素として安全

アナトー色素

着色料ADI: 0.65mg/kg

別名: ベニノキ、E160b

天然植物由来色素。長い使用実績があり安全

稀にアレルギー反応の報告

ソルビン酸

保存料ADI: 25mg/kg

別名: ソルビン酸K、ソルビン酸カリウム、E200 ほか

広く使用される保存料。適切な使用量では安全

トコフェロール

酸化防止剤ADI: 2mg/kg

別名: ビタミンE、d-α-トコフェロール、混合トコフェロール ほか

天然ビタミンE。抗酸化剤として安全

アスコルビン酸

酸化防止剤

別名: ビタミンC、L-アスコルビン酸、E300

ビタミンC。栄養素として広く認められ安全

ローズマリー抽出物

酸化防止剤

別名: ローズマリーエキス、E392

天然ハーブ由来。安全性確立

レシチン

乳化剤

別名: 大豆レシチン、ひまわりレシチン、E322

天然由来の乳化剤。安全性確立

大豆由来の場合、大豆アレルギーに注意

禁忌情報

大豆アレルギー: 大豆レシチンの場合は避ける(ひまわりレシチンは可)

グリセリン

乳化剤

別名: グリセロール、植物性グリセリン、E422

天然由来。体内でも生成される物質で安全

キサンタンガム

増粘剤

別名: E415

微生物発酵由来の多糖類。一般的に安全

大量摂取で消化器症状の可能性

グアーガム

増粘剤

別名: E412

天然植物由来の増粘剤。安全性確立

大量摂取で消化器症状

ペクチン

増粘剤

別名: E440

果物由来の天然食物繊維。安全

クエン酸

pH調整剤

別名: E330

天然有機酸。体内でも生成される物質で安全

リンゴ酸

pH調整剤

別名: E296

天然有機酸。果物に含まれる成分で安全

天然香料

香料

別名: 天然フレーバー、植物性香料

天然由来の香料。一般的に安全

具体的な成分が不明なことが多い

還元麦芽糖水飴

賦形剤

別名: マルチトールシロップ、還元水飴、E965

麦芽糖を還元した糖アルコール。低カロリーで虫歯になりにくい

大量摂取で緩下作用の可能性

乳糖

賦形剤

別名: ラクトース、乳糖水和物、E270

牛乳由来の二糖類。賦形剤として広く使用される

乳糖不耐症の方は注意

禁忌情報

乳糖不耐症: 消化不良、腹痛、下痢を引き起こす可能性

麦芽糖

賦形剤

別名: マルトース

でんぷん由来の二糖類。天然の糖質で安全性が確立

タピオカデキストリン

賦形剤

別名: タピオカ澱粉、タピオカスターチ

タピオカ由来のでんぷん加工品。アレルゲンフリーで安全

ショ糖

賦形剤

別名: 砂糖、白糖、グラニュー糖

一般的な食用糖。サプリでは少量のため通常問題なし

糖質量に注意

禁忌情報

糖尿病: 血糖値に影響するため摂取量に注意

ショ糖脂肪酸エステル

乳化剤

別名: ショ糖エステル、シュガーエステル、E473

ショ糖と脂肪酸のエステル。生分解性が高く、安全性が確立されている

グリセリン脂肪酸エステル

乳化剤

別名: モノグリセリド、E471

食品中に天然に存在する。消化過程でも生成される安全な乳化剤

ヒドロキシプロピルセルロース

コーティング剤

別名: HPC、E463

セルロース誘導体。錠剤のコーティングや結合剤として広く使用

ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート

コーティング剤

別名: HPMCP、HP55

腸溶性コーティング剤。胃酸で溶けず腸で溶解する

ステアリン酸カルシウム

滑沢剤

別名: E470a

ステアリン酸のカルシウム塩。滑沢剤として安全に使用される

ミックストコフェロール

酸化防止剤

別名: 混合トコフェロール、d-α-トコフェロール、天然ビタミンE

天然由来のビタミンE混合物。酸化防止剤として安全

リン酸カルシウム

賦形剤

別名: リン酸二カルシウム、リン酸三カルシウム、第二リン酸カルシウム ほか

カルシウムとリン酸のミネラル塩。賦形剤・カルシウム源として安全

禁忌情報

腎臓病: リン酸の蓄積リスクがあるため注意

酸化マグネシウム

賦形剤

別名: 重質酸化マグネシウム、軽質酸化マグネシウム、E530

マグネシウム源兼賦形剤。適量であれば安全

大量摂取で下痢の可能性

禁忌情報

腎臓病: マグネシウムの排泄が低下するため注意

ピロリン酸第二鉄

その他

別名: ピロリン酸鉄、鉄ピロリン酸

鉄分強化に広く使用される鉄源。吸収率は中程度だが胃への刺激が少ない

貝殻未焼成カルシウム

賦形剤

別名: 貝カルシウム、貝殻カルシウム、未焼成カルシウム

貝殻由来の天然カルシウム。安全性が確立された天然由来原料

重曹

pH調整剤

別名: 炭酸水素ナトリウム、重炭酸ナトリウム、E500

広く使われる膨張剤・pH調整剤。食品成分として安全

ナトリウム含有のため高血圧の方は注意

禁忌情報

高血圧: ナトリウムを含むため過剰摂取に注意

加工でん粉

賦形剤

別名: 加工澱粉、加工デンプン、E1404 ほか

でんぷんを物理的・化学的に加工したもの。食品添加物として安全性が確認

クロスカルメロースナトリウム

その他

別名: 架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム、E468

錠剤の崩壊剤として使用。水を吸収して膨潤し錠剤を崩壊させる

ポリビニルピロリドン

結合剤

別名: PVP、ポビドン、E1201

水溶性ポリマー。結合剤として世界的に広く使用されている

クロスポビドン

その他

別名: 架橋ポリビニルピロリドン、E1202

不溶性の崩壊剤。水を吸収して素早く錠剤を崩壊させる

でん粉

賦形剤

別名: でんぷん、澱粉、コーンスターチ

天然の多糖類。食品として安全性が確立

植物油脂

その他

別名: 食用植物油脂、植物性油脂、菜種油 ほか

ソフトカプセルの油性基材や溶媒として使用。食品成分として安全

禁忌情報

大豆アレルギー: 大豆由来の場合はアレルギー注意
カテゴリ別

添加物はどんな用途で使われる?

添加物は製品の製造・保存に必要な役割を果たしています。

保存料

2種類

注意あり
ソルビン酸
安息香酸ナトリウム

酸化防止剤

6種類

注意あり
トコフェロール
アスコルビン酸
ローズマリー抽出物
ほか 3 件...

着色料

7種類

回避推奨あり注意あり
二酸化チタン
カラメル色素
β-カロテン
ほか 4 件...

甘味料

6種類

注意あり
ステビア
エリスリトール
キシリトール
ほか 3 件...

乳化剤

5種類

注意あり
レシチン
グリセリン
ポリソルベート80
ほか 2 件...

増粘剤

4種類

注意あり
キサンタンガム
グアーガム
ペクチン
ほか 1 件...

コーティング剤

5種類

すべて安全
シェラック
カルナウバロウ
ミツロウ
ほか 2 件...

結合剤

1種類

すべて安全
ポリビニルピロリドン

賦形剤

14種類

すべて安全
セルロース
マルトデキストリン
炭酸カルシウム
ほか 11 件...

香料

2種類

注意あり
天然香料
人工香料

pH調整剤

3種類

すべて安全
クエン酸
リンゴ酸
重曹

滑沢剤

4種類

すべて安全
ステアリン酸マグネシウム
ステアリン酸
二酸化ケイ素
ほか 1 件...

カプセル素材

3種類

すべて安全
ゼラチン
ヒプロメロース
プルラン

その他

4種類

すべて安全
ピロリン酸第二鉄
クロスカルメロースナトリウム
クロスポビドン
ほか 1 件...

安全性評価の情報源は?

添加物の安全性評価には以下の情報源を参照しています

厚生労働省

日本国内の食品添加物規制・既存添加物リスト

JECFA (FAO/WHO)

国際的なADI(1日許容摂取量)基準

EFSA

欧州食品安全機関による安全性評価

サプティア独自評価

上記を総合的に判断した独自分類

成分自体の安全性も確認するには?

添加物だけでなく、サプリメント成分自体の安全性も 重要です。危険成分ガイドで確認しましょう。