ハーブ
Korean Ginseng
高麗人参(Panax ginseng、アジア人参)は、韓国・中国東北部・ロシア極東で古くから使われる代表的な漢方ハーブで、ウコギ科の多年草の根を原料とします。主な有効成分はジンセノサイド(サポニンの一種で現在までに30種以上同定)で、エネルギー代謝・ストレス適応・免疫調節・神経保護・性機能・血糖調節など多様な生理作用を示します。加工方法により白人参(未蒸製)と紅人参(蒸製、高麗人参)に分かれ、紅人参の方が活性成分(特にRg3・Rk1・Rg5等の蒸製特有サポニン)が豊富で有用性は高いとされます。臨床研究では疲労感の軽減・認知機能のサポート・インフルエンザ対策・ED改善・2型糖尿病の血糖改善などに関する多数のRCTが存在します。アダプトゲン(ストレス適応ハーブ)の代表格として、正逆双方向作用(疲労時には活性化、興奮過剰時には鎮静化)が特徴です。200〜400mg/日の標準化抽出物(G115など、ジンセノサイド含有量4〜7%)が研究で用いられ、カプセル・錠剤・タブレットなどの形態で流通しています。
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