ビタミンD(Vitamin D)が免疫力サポートにどう役立つかを、科学的根拠に基づいて解説します。
ビタミンDは免疫システムの調整に重要な役割を果たし、特に冬季の感染症リスク低減に科学的根拠があります。
25件のRCTを対象としたメタ分析で、ビタミンD補充が急性気道感染症のリスクを12%低減したことが報告されています。特にビタミンD不足の人での効果が大きいです。
免疫サポートには1日1,000〜4,000IU(25〜100mcg)が推奨されます。血中25(OH)D濃度30ng/mL以上の維持が目標です。
個人の体質や健康状態により適切な量は異なります。医師や薬剤師に相談の上で摂取量を決定してください。

ビタミンDは免疫細胞(T細胞、マクロファージ等)のビタミンD受容体に結合し、抗菌ペプチド(カテリシジン等)の産生を促進します。自然免疫と獲得免疫の両方を調整します。
日本の冬季(10月〜3月)は紫外線量が減少し、皮膚でのビタミンD合成が不十分になります。この期間は特にサプリメントでの補充が重要です。
1日10,000IU以上の長期摂取は高カルシウム血症のリスクがあります。1日4,000IU以下であれば安全とされていますが、定期的な血液検査での確認が推奨されます。